病院の医師採用、およそ半数の施設が民間職業紹介会社を利用していると判明

日本医師会による、全国の病院を対象に実施した必要医師数調査の結果が7月29日に発表されました。この結果によると、興味深い数字が明らかとなりました。

医師の採用について、よく利用する方法を最大3つまで選択する形式で聞いた質問によると、以下の順位だったそうです。

1位 大学(医局等)へ依頼 75.1%
2位 民間職業紹介事業者 46.9%
3位 直接採用(個人的に依頼、縁故) 44.2%

病院側としては、大学(医局等)へ依頼する一方、民間職業紹介事業者に依頼していると考えられます。大学側への要請で充足することは少なく、およそ半数の病院などは民間職業紹介事業者に依頼しているということですね。

さて、これを多いと見るか、少ないと見るかですが、一昔前に比べれば、確実に多くなっていると考えるべきでしょう。

病院側としても、民間職業紹介事業者に依頼を行い、その中から選定を行うことが普通になっているということですね。「医局の外から応募するのは、どう思われるんだろう…」と二の足を踏んで、なかなか転職活動できないという方にとっても、少し気が楽になる結果ではないでしょうか。

もはや、民間職業紹介会社に登録し、キャリアエージェントとともに転職活動が一般的になりつつある時代であり、今後もその傾向は強くなるでしょう。初期研修から市中病院で、医局に一度も所属したことのない先生方というのは、これからも多くなると考えられますから、その傾向も納得がいくはずです。

転職をお考えの先生方、まずは
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などの民間職業紹介会社に登録を行い、その中でキャリアエージェントとともに転職活動を勧められてはいかがでしょうか。

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