「「ドクターX」フリー外科医は実在したら活躍できるか」という記事の中で、フリーランス医師の分類が記載されており、興味深いと思ったのでご紹介いたします。
この記事では、フリーランス医師の分類を
・医療技術の専門性があまり高くない医師:主に健康診断など技術よりコミュニケーション重視の医療に従事している人。
・定型的だが、質が求められる技術をうまくこなす医師:内視鏡や麻酔、お産などが典型的。
・「神の手」などともいわれる名医:難度が高かったり、特殊な手術をこなす医師。
としています。医師のスキルレベルによって分類しているということですね。
『ドクターX』のイメージに引っ張られると、「フリーランス医師=凄腕の名医」といった響きがありますが、決してそうではありません。「腕一本で生きて行くんだ」という気概をもったフリーランス転身ではなく、常勤で働くのが困難であったり、面倒な人間関係・しがらみから解放されるために、自分のスキルレベルに見合ったフリーランスになるという選択をされる方もいらっしゃるということです。
もちろん、安定や世間体といった面でそのような選択をできない方もいらっしゃるかもしれませんが、窮屈な病院などの中で過ごし続けるのではなく、フリーランスを経験してみるというのもいいのではないでしょうか。逆に、今までの病院での待遇などに、「恵まれていたんだな」と思いなおすきっかけにもなり得ると思います。
フリーランスになった際、問題となるのが「どのように仕事をとってくるか」ですね。ですが、幸いにして今は人材紹介会社が数多くあり、ネットで登録・紹介まで行ってくれます(もちろん、医師免許証などの確認はありますが)。
特に
・リクルートドクターズキャリア[PR]
・エムスリーキャリア
・民間医局
などは大手であり、扱っている案件も数多いです。もしフリーランス医師を目指すならば、こうしたところに登録し、どのような仕事があるのか御相談なさってはいかがでしょうか。