【後期研修医・専攻医向け】医師の外来バイト選びで「失敗した…」と後悔しないためのポイント

医師が非常勤バイト選びで重視するのは、まずは報酬、次に仕事(内容・量)だそうです。報酬に関しては求人票であらかじめ明示されており、それを承知の上で応募してくるから後悔しようがない部分であると思います。

一方で、仕事(内容・量)については、やはり「やってみないと分からない」という部分が大きいため、バイトに入ってみて「うわ、失敗した…」と後悔することが多いように思います。

特に外来バイトは非常勤で人気のあるものですが、その業務を左右するのは「1コマあたりの人数」「新患の割合」「専門性」であると思います。

「1コマあたりの人数」は、外来をやり慣れている方はイメージがつくかもしれませんが、1時間あたり2~4人だと、午前1コマ+午後1コマでおよそ20~30人程度になります。この人数は通常であると思われます。

ただ、「新患の割合」によっても変わってきて、定期処方を出すだけの通院患者とは異なり、一から問診や検査などが必要な「新患」の方の割合が多いと、かなり忙しくなる可能性があります。

この点、「常勤の先生の負担軽減のため、新患を多めにお願いします」といったことをあらかじめ言われることもあり、この点は求人票にあまり反映されない部分ですので注意が必要です。

あとは「内科」外来と謳っていますと、科にとらわれず色んな患者さんが来られることが予想されます。普段、あまり消化器系を診ていない状況で任される、ということもあったりしますので、「内科」として勤務するのか、あるいは「呼吸器科」で勤務するのか、その専門性をある程度持たせてくれるか否かというのは大きいです。

以上です。
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