産業医として応募した企業に「不採用」を告げられた時に考えたいこと【医師転職】

常勤産業医の採用に関して言えば、一般的に「書類選考→一次採用面接→二次採用面接」という流れとなっており、臨床医の採用に比べて「落とされやすい」と思います。

私も一次面接で落とされたこともありますし、不採用の連絡が続くと「うわぁ…このまま内定もらえないんじゃないだろうか」と絶望的な気持ちにもなります。

しかしながら、そこでくよくよしていても仕方がないので、「縁がなかった。合わない会社に入社しなくてよかったんだ」と思って気持ちを切り替えるようにしましょう。

実際、私が入社した企業で採用した理由を聞いたことがありますが、第一声で「他の産業医の先生方との兼ね合いがあるので、30~40代の男性産業医が欲しかったから」などと言われ、「え?性別の年齢じゃん。経歴や採用面接の質疑応答は一番の理由じゃないんかい」と心の中で思ったのを覚えています。

ですので、「求められている産業医の条件」とは違ったというだけであり、あなた自身が否定されたということではありません。落ち込んでいる時間がもったいないだけですので、「次に応募する求人先をどうしよう」と考えた方がよろしいかと思います。

ただ、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどを介して紹介してもらっていますと、転職エージェントが採用面接に同席していたりしますので、「面接で気づいた点はありますか?」「次の面接の時はどうしたらいいでしょうか?」などとアドバイスを求めておくことは重要だと思います。

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