産業医が社員に「にこやかに応対」することの重要性【産業医マニュアル】

産業医に話が持ち込まれる時は、「社員間だけでは解決できないトラブル」が発生した時が多く、「困った末に相談にくる」というケースが多かったりします。

特に、メンタル疾患が疑われる部下への対応に苦慮している上司が相談に来られたり、あるいは人事側が介入に困っている社員への対応を求められたりするケースなどがあります。

そんな時、最初から不機嫌そうな顔をしていると、ただでさえトラブルを抱えているのに、「うわ、相談しづらい…」となってしまう可能性があります。そうなりますと、「なんであの人いるわけ?」というようなお飾り産業医となり、「別の産業医にしよう」というような動きが出かねません。

ですので、人事や管理職に「にこやかに対応」することは非常に重要です。また、そこでの対応が認められれば、またさらに相談が舞い込む可能性があります。

また、面談に来た社員をにこやかに出迎えることも重要です。怒らず、不機嫌に対応しないと心がけておりませんと、「もう面談に来たくない」と言い出しかねませんし、人事側へクレームを入れる可能性もあります。

契約更新のため、と言ってしまうと身も蓋もありませんが、それでも重要なことであると思います。ただ、気をつけていても契約解除の憂き目に遭ってしまうことはあります。その時は、仕方ないと思って、すみやかにリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントに相談して転職活動を行いましょう。

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