内科外来の非常勤バイトで採用されやすくする面接対策【医師バイト】

私も産業医になって初めて、内科外来の非常勤バイトを開始しました。すでに8年ほど前の話になりまして、その当時は今ほど求人倍率も高くなく、すんなりと採用されました。

ですが、ただでさえ病院が経営上の問題で非常勤バイトを使わなくなったことに加え、コロナ禍で「感染を持ち込ませない」ためにできれば常勤で外来を回したいという事情もあり、さらに内科外来の求人自体が減ってきているのだと思います。

ではそんな中、内科外来の非常勤バイトで採用されやすくために面接対策をどのようにすべきかということですが、それには以下のようなポイントがあると思われます。

「専門性」よりも幅広く診られることをアピール

「呼吸器科」「循環器科」「消化器内科」など専門科での採用をしていたりしますが、特に市中病院の外来ですと、「幅広く診られる」ことが求められることがあります。

そのため、「専門以外の症状の患者は御免こうむる」という態度であったりすると、採用は遠のいてしまうと思います。ですので、「専門以外も、一通りの鑑別はできて、必要があれば専門科に引き渡します」といった診療方針をアピールすると病院側も採用したくなるのだと思います。

穏やかな人柄・接遇OK・スタッフともコミュニケーションが図れる

ドクターの中には、診療の腕はたしかでも、やや人柄に難ありという方もいらっしゃいます。一昔前前はそれでよかったかもしれませんが、今はそうも言ってられません。

いわば「お客様」を相手にするために接遇もちゃんとしている必要があります。また、すぐにカッとなって患者さんやスタッフとトラブルになってしまうのも病院側としては嫌います。

ですので、「穏やかな人柄・接遇OK・スタッフともコミュニケーションが図れる」という人なのかどうかを、面接の中で採用担当者は見ている可能性が高いと思いますので、ぜひそのようなアピールをしていただいた方がよろしいかと思われます。

「数」でのアピールも重要

病院としても、決して安くはない時給を払って医師を雇うわけですから、しっかり儲けてもらわなければ困るわけです。その点、「1日午前・午後の2コマあったとして、1コマ15~20人は診られる」といったアピールはとても大事です。

実際、私も「以前に勤務していた病院で、1コマで何人ぐらい診療してました?」と質問されました。この点、あまり少なく見積もってしまったり、あるいは「何人かわかりません」と把握していないようですと、「この人、戦力になるの?」と疑問を持たれてしまうかもしれません。

ですので、ご自身の診療能力を「数」で把握しておき、面接対策をしておくことも重要なことであると思われます。

以上です。
バイトを探す上で、まずは求人情報が必要ですし、また採用面接対策も重要です。バイト探しを一からご自身で行うのは大変なことであると思われますので、できればリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの担当者にご相談なさることをオススメしたいと思います。

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