「当直・オンコールなし」を条件に転職をする上でのポイント「理由をハッキリ説明できますか?」

大多数の勤務医にとって、寝当直やアルバイトなどの高額報酬の出る当直を除き、「当直はしたくない」「オンコールで呼び出されるのは嫌だ」というのが本音のところなのではないでしょうか。年齢を重ねていくと体にも負担がかかるし、翌日の勤務もしんどく思うといったところが理由になると思います。

忙しさや人によって、「週1回」「月に2回までなら」といった許容範囲も幅があると思いますが、「絶対に当直をしたくない」といったことを条件に転職をすることも、可能ではあると思います。

最初から「当直なし」「オンコールなし」の職場を選ぶことも、選択肢の一つです。たとえば、産業医や生命保険の審査医など、こうした条件を叶えることが可能になる職場もあるわけです。

ですが、「内科医として勤務したい」ということもまた条件で転職を考える場合、求人先との交渉が必要になります。「当直なし」を最初から謳っているようなところもありますが、慢性期病院であっても、大多数は「当直あり・オンコールあり」となっていると思います。

そこで必要になるのが、求人先に「当直なし」を条件に雇用してもらうことができるかどうかという交渉です。おそらく、雇用する側は、確実に「なぜ、当直なしで希望されているのですか?」と質問されると思います。

「家庭の事情で…」「持病があり…」「前の勤務先で、当直が多くて体を壊してしまい…」と言ったハッキリとした理由がないと、なかなか認められづらいと思います。つまりは、「相手が納得できるように説明できるかどうか」というところに掛かってくるということですね。

ただ、やはり面接の場で一から説明して交渉する、というのはなかなか困難です。そこで、「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」などのエージェントに最初から交渉していただく、というのも手です。同様のケースを数多く経験しているでしょうから、求人先に角が立つようなことも上手く事情を説明してくれて、交渉もスムーズに行くと思います。

また、ある程度年齢が上になられている先生方には、「40代50代60代の医師転職ドットコム」もオススメです。ゆるやかな条件での求人先も多数あるとのことです。

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