専攻医(後期研修医)の給与格差について思うこと【医師転職】

初期研修医の給与問題は是正され、40万円以上は保証されているようになっており、あまり格差もないようになっていると思われます。一方、専攻医(後期研修医)については、各病院で給与をいくら払うのかといった決まりがあるわけでもなく、かなりの格差があると思われます。

有名大学病院で後期研修医をするとなると、初期研修医とあまり変わらず、月40万円弱というところもまだあるようですね。もちろん、後期研修医ともなればバイト解禁となりますので、バイトで補う、ということもできるでしょうが、「暗黙の了解でバイト禁止」とされているところもあるようです。

私は国立病院機構の病院で後期研修医時代に勤務しており、残業代や当直代を合わせると月60~70万円ほどいただいていたと思います。もちろん、もっともらっている後期研修医もいたでしょうけども、専攻医(後期研修医)の給与格差はかなり大きいと改めて思った次第です。

もちろん、5年程度ですから、残りの数十年に渡る医師人生を考えれば、さほど大きな差ではないと思いますが、やはり「同じ働くのなら、給与が多いに越したことはない」と思うのが正直な心情ではないでしょうか。

ですので、研修先を選ぶ上で、「給与で選ぶ」というのも一つ大事な視点かな、と思った次第です。もちろん研修を「どこでするのか」ということも大事な要素だとは思いますが、それに加えて「給与をいかほど出してくれるところなのか」ということも重要なポイントだと思われます。

また、今後の研修の中で、給与が原因でというわけではないかもしれませんが、「やっぱり別の道を選びたい」と転職を考えることもあるかもしれません。私も「専門医資格を取得し、いつか開業医に」という人生を思い描いていましたが、リクルートドクターズキャリアや、エムスリーキャリアなどの転職エージェントとの相談の結果、産業医になっています。

「一度決めた道が全てではない」ということは、今後、専攻医(後期研修医)ぜひお伝えしたいと思います。選択肢にもなかったような道が不意に現れ、歩いてみたら上手くいった、といったこともあると思います。

人生には予期せぬことが起こるものです。あまりガチガチに将来設計をしてしまうよりは、「道が塞がってしまったら、また新たな別の道を歩みだせばいい」というぐらいに思っておく方が私としてはいいのかな、などと思っております。

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