産業医として「オンライン安全衛生委員会」に6ヶ月参加してみて思うこと【産業医マニュアル】

コロナ禍ということもあり、6月頃から安全衛生委員会をオンラインで開催することになりました。結論としては、私としては大賛成であり、ぜひ今後もオンラインで開催してもらいたいと思っています。

オンライン安全衛生委員会のメリットとしては、

・欠席者が大幅に減り、コンスタントに出席者が多い状況になっている。

・狭い会議室に人が詰め込まれて開催している状況がなくなって快適に。

・会議室への移動もなくなり、面談でギリギリになっても焦らずに済む。または、講話のメモをギリギリまで推敲できる。

・説明する際に、あやふやな部分をこっそりとネットで調べることが楽。

・ペーパーレス化が実現し、余った資料を処分する罪悪感がなくなった。

などであり、デメリットは特に見当たりません。強いて言うならば、衛生管理者や議長などと委員会後にコミュニケーションをとるのが減ってしまったといったところでしょうか。

恐らくコロナ禍でもない限り、オンライン安全衛生委員会など導入しようという動きもなかったと思います。もちろん、そのおかげとは言いたくありませんが、オンライン化することのメリットを享受できた点はよかったのかな、とも思います。

もしまだ導入していないという企業がありましたら、導入をご検討してみてはいかがでしょうか。

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