精神科医が「精神保健指定医・専門医資格を取得するのを諦めた」ことに対する意見【医師転職】

医師専用の掲示板に、精神科医が「精神保健指定医・専門医資格を取得するのを諦めた」ということについてのスレッドが掲載されていました。

「症例が集まりそうにないので」というのが主な理由のようですが、非医師の夫の「とらなくてもいいんじゃないの?」という言葉や、先輩医師の「資格をとった先に何がやりたいの?」といった言葉に揺れているようです。

これに対する様々な意見として、

・病院勤務なら指定医のニーズは高く、また年収も大幅に変わってくる。開業するならともかく、病院勤務なら指定医の資格は取得しておいてしかるべき。

・指定医であると、措置入院や応急入院などの非自発入院患者に対応する必要がある。年俸差もさほどない。

・非医師の夫の意見は、参考になるのか?資格取得をした先のことは、今考えることか?

などがありました。私は非精神科医でありますので、やはり詳細は分かりませんが、求人を見ておりますと、「精神保健指定医」を募集要件にしていたり、あるいは年収比較をしていますと、やはり指定医の方が高くなっている傾向にあるように見受けられます。

スレッドのコメントでは、「年収が400万円程度異なる」という病院もあり、やはり取得しておいて損はないように思いますね。

資格取得において、ネックとなっているのは「症例が集まらない」ということなので、この点、「症例が集まる病院に資格取得のために転職」することも検討できるようであればするべきなのかな、とも思います。

実際、「指定医の資格取得もできますよ」と求人票に記載している病院もあります。ただ、「あまりにハードワークは無理…」ということもありますでしょうから、その辺の兼ね合いも考える必要があるでしょう。

もしこうした資格取得にお悩みということでしたら、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアといったところに登録し、転職エージェントに相談するということもご検討されてはいかがでしょうか。

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