長時間勤務者の面談では愚痴や近況話の中に見逃せない症状があることも

長時間勤務者の面談を行なっていますと、大半は「通常勤務可能」という方が大半ですが、その中で、「これは見逃せないな」という方もおられたらします。

それも大体、報告書を作成する上で確認する事項の中ではなく、日頃の愚痴や近況話をしていて、ふいに出てくるその言葉に「これはまずいぞ」といったことに気づくこともあります。

たとえば、「帯状疱疹になっていた」「酒量が増えていて、実は飲まないと眠れない」「通勤中、息苦しくなったり、動悸がして電車を降りてしまった」など、面談後のアフタートークのようなところでエピソードが出てきたことがありました。

やはり、産業医面談ということで、ガードを硬くしてやってこられる方もおり、面談終わりにポロっと話をされることもあるわけです。また、体の異変が出ていて黄色信号が灯っていることに無自覚で、「大したことない」と本人は思っていることもあります。

日常の様子を知るためにも、意外と世間話をしつつ普段の生活のことを話してもらうことは長時間勤務者面談でも必要かなと思っております。

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