外科などハードな職場で燃え尽きてからの転科を考える【医師転職】

初期研修医時代、心臓外科でバリバリと仕事をこなしていたのですが、40代で体力的な衰えや家庭の事情を理由に内科へと転科しておられたドクターがおられました。やや燃え尽きに近い状態で、内科へと転科されたようです。

循環器内科ではなく、一般内科での勤務をされておりましたが、やはり循環器疾患についての知識・経験は卓越しておられ、指導医の一人として色々と教えていただいておりました。

こちらのドクターの場合、転科は成功されておられたようで、年齢の近い医長と馬が合って仕事もスムーズに行っておられました。やはり働く環境や、上司・同僚との人間関係が重要なんだなぁと思った次第です。

ですが、たとえば医長が年下であったりしますと、やはり関係性としては難しいのかなぁとも思います。また、一般内科への転科というのもミソで、これが循環器内科などですと、ちょっとややこしいことになっていたのかな、とも思います。

実際、この先生が循環器内科にコンサルト依頼を出したところ、その診断・治療内容に疑問を持ち、他院の循環器内科に紹介しているのも目撃しましたので、循環器内科に入職しておられたら、もしかしたらいざこざが起きていた可能性もあったのではないでしょうか。

元の科との距離感も大事とでも言いましょうか、「ちょっと距離をおく」といったところへ入職することも考えた方がいいかもしれませんね。

どこの病院、そして何科に入職するのか、といったところは悩みどころだと思われます。ただ、なかなかこうした「転科」は経験者があまり多くないこともあり、相談する相手に困るということもあると思われます。

そんな時は、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」などの転職支援会社の転職エージェントですと、転科の事例などにも詳しいと思われますので、ご相談されてはいかがでしょうか。

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