産業医未経験のドクターが産業医になるための3つのポイント

大学を卒業し、そのまま産業医になるという方もいらっしゃるでしょうが、私を含め、臨床医の後に産業医になった、という方も多いと思われます。そして今、産業医未経験で、「産業医、やってみたい」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなドクターの皆さんが産業医になる上で、やはり「経験がない」というのはハンディキャップとなりえます。そこでそのような産業医未経験の先生方に贈りたい3つのポイントについて、今回は書いてみたいと思います。

「未経験可」が多い産業医複数体制の企業を狙う

求人の中で、「未経験可」としている企業は、産業医複数名体制のところが多いです。というのも、他の産業医による指導があるため、教育を行った上うといったことが可能なためです。

逆に、「初めて産業医を雇う」企業や、「保健師もいなく、産業医1人体制」のところは未経験の先生方を雇うことは稀と言えるでしょう。

そのため、未経験である内は、複数名体制の企業にアプローチをかける、ということになりますが、それは産業医未経験の先生方にとってもメリットがあります。やはり最初から一人で勤務するよりは、相談相手もいる職場の方が心強いですし、経験・知識を積めると思われるからです。

実際、私も産業医一人体制の企業、複数名体制の企業両方を経験しましたが、やはり複数名体制の方が様々なことを産業医として学ぶことができたと思われます。

求人の多い時期を狙う

産業医の求人が多いのは、やはり11~12月です。というのも、産業医の4月入職を希望して求人を出す企業が多いため、11~12月が比較的多くなります。

ただ、1月~3月については、すでに求人希望者と面談を実施していて「もう選定を進めている」ところが多いため、そこに割り入って書類選考からの面談に漕ぎ着けるのはなかなか厳しいものがあります。

よって、10月までには求人紹介会社に登録しておき、そこから11月、12月に本格的にエントリーしていく、というのが最も採用確率が高まると考えられます。

求人数や、「自分の条件に合った求人」というものには常に波があります。そのため、「今は希望の求人がない」ということであっても、時期をずらしたり、探し続けているうちに見つかるということもよくあります。そのため、諦めずに探し続けるというスタンスでいることも重要です。

「未経験」の時は条件を高望みしすぎない

「未経験」の内は、好条件の求人で採用を得るというのは難しいかもしれません。そのため、まずは「修行」と割り切って、あまり好条件の求人は望まず、経験を積むことを考えた方がいいかもしれません。

譲歩する部分としては、「勤務地・通勤時間」「年収」「勤務日数・勤務時間」などでしょうか。こうした部分である程度は譲歩し、まずは産業医としての一通り学ぶことを優先しましょう。

…3つのポイントとしては、以上です。
こうした点を踏まえ、まずは求人紹介会社にご登録・ご相談されてはいかがでしょうか。おすすめとしては、

リクルートドクターズキャリア

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があります。いずれも私が実際に利用させていただき、内定がいただけた二社です。未経験であっても、粘り強く相談に乗ってくれました。ぜひご登録・ご相談していただければと存じます。


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