産業医に「ダイエット」が必須なワケ-その体形で保健指導できます?

健診結果を受けて保健指導を実施するのは、基本的には保健師さんや栄養士さんですが、産業医も実施せざるを得ないときがあります。

「高血圧ぎみ、高脂血症ですね。少しお痩せになった方がいい」ということを伝え、栄養指導や運動指示を実施したりしますが、そこでそれを言っている本人が太っているのでは、まったくもって説得力がありません。

返す刀で、「先生はその体形でいいの?」とさすがに言ってくる社員の方々はおりませんが、心の中で思っているに違いません。もちろん内科系医師もそうで、糖尿病外来、循環器科外来の先生方は太ってると説得力はガタ落ちですね。

というわけで、産業医となった今、私もダイエットに勤しんでおります。ロカボダイエットを実施し、低糖質ライフを送っている中で、食材選びには否応なしに詳しくなってしまいました。

「糖質は一食40 g、一日130 gまで」という生活を送るにはどうしたらいいか、保健指導にとても役立っています。努力というのは無駄にならないというのは本当なのだと実感しております。

もしダイエットに成功し、その体験や苦労を活かそうとお思いの先生方は、産業医を目指されるのもよろしいのではないでしょうか(笑)ジョークと思われそうですが、結構本気でオススメです。

もし産業医になってみようとお思いならば、「リクルートドクターズキャリア[PR]」などでご相談していただければと存じます。

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