「転職先が決まらない…」時にやって無意味だったこと、良かったこと【医師転職】

コロナ禍ということもあってか、病院の経営にも影響があり、その結果として「医師を新たに雇いたくても雇えない」という事情があるようです。そのため、求人数は例年より少ない傾向にあるとのこと。

結果として「既に病院を辞めてしまったし、次が決まらない。どうしよう…」と悩まれておられるドクターの方々もおられるのではないでしょうか。

私も退職→転職というパターンが多かったため、「次が決まらない…」という絶望感は何度となく味わっています。では、そんな時にどうすべきかということですが、私も足掻いて色んなことを試してみました。

今回は、その「やって良かったこと、無意味だったこと」について書いてみたいと思います。

やって無意味だったこと

産業医ということもあり、なかなか希望の求人がなくて困っていました。そこで、「これは求人紹介会社の登録数を増やせば、良い求人に巡りあえるのでは」と思い、ネットで調べて片っ端からコンタクトをとってみました。

ですが、扱っている求人はどこも似たりよったりで、「大手で扱ってないのに、それ以外の会社が好条件の求人を扱ってるってことはあまりないよな」と思い至ったわけです。そのため、「求人紹介会社の登録を増やす」というのはあまり意味がなかったな、と思います。

他にも、「産業医ではなく臨床医に戻ろうか…」と極端に求人の希望条件を変えてみたり、「もう希望年収を下げたり、勤務日数を増やすしかないか…」などと、望まない条件で転職しようかとしていましたが、やはり上手くいきませんでした。

とにかく焦って足掻くこうした行為は、上手くいく可能性が高くはないでしょうし、転職してから後悔する可能性が高く、あまりおすすめできません。

やって良かったこと

すでに登録していた大手のリクルートドクターズキャリア[PR]エムスリーキャリアという求人紹介会社に、今ある求人を送っていただいておりましたが、その求人について「どこが希望条件と合致していて、どこが違っているのか」という点を返信するなど、転職エージェントとコミュニケーションを積極的にとろうとしました。

結果として、希望条件を詳細に伝えることができ、なおかつ転職エージェントにも「ああ、本気で転職しようとしているんだな」と分かってもらえたと思います。

それから程なくしてすぐに新たな求人を紹介してもらえて、一つはエムスリーキャリアで紹介していただいた求人で最終面接に駒を進められ、もう一つはリクルートドクターズキャリア[PR]にご紹介いただいた求人で内定を得られました。

ですので、まずは既に登録した転職支援会社の転職エージェントに希望条件をしっかりと伝え、コミュニケーションをとっておくことをおすすめしたいと思います。

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