最近、他社へ転職した社員さんと偶然、再会しました。ですが、その転職先も「辞めたい…」とその社員さんは言っていました。
理由を聞くと、「とにかく仕事があまりなくてヒマだから」とのこと。以前の職場では「事務作業が多く、望んだ仕事内容ではなかったから」転職したわけですが、どうやら今度は業務量・負荷が軽すぎて退屈してしまっているとのことでした。
業務量・負荷は重すぎても退職の原因になりますが、軽すぎても「つまらない…」と感じる原因ともなるわけです。
こうした業務量や負荷、あるいは「業務時間中の密度」というのは、臨床医から産業医への転職では大きく変わることが多いと思います。やはり産業医の方がゆるやかに時間が流れ、追い立てられるように仕事をする、というところは少ないと思います。
ですので、そうした変化に適応できるかどうか、本人がどのような仕事量や負荷を望んでいるかによって、産業医に向いているか否かということに関わってくるようにも思います。
実際、産業医から「臨床医に戻る」という選択をされたドクターを数人知っていますが、やはりこうした要因が結構関わっているのかな、とも思います。逆に、「余裕を持って、時には立ち止まって考えながら業務にあたりたい」といったタイプの方でしたら、臨床医から産業医への転職は上手くいくのかな、とも思います。
もしこのような働き方のご希望があるということでしたら、
リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリア
といった求人紹介会社にご登録の上、お問い合わせいただいてはいかがでしょうか。
