「産業医になりたい」という医師がすぐ取り掛かるべき3つの課題【産業医転職】

「産業医になりたい」という医師がいたとして、実際に(常勤)産業医として勤務するには、取り掛かるべき課題があります。

まずは、医師がそのまま産業医にはなることができませんですので、産業医になる上では(他の方法もありますが、現実的に言って一般臨床医が産業医になるには)認定産業医資格を取得する必要があり、それを取得してやっとスタートラインに立てます。

取得すべき単位は、

・前期研修:14単位以上
・実地研修:10単位以上
・後期研修:26単位以上

と、計50単位以上を取得するための講座を受ける必要があり、臨床医として勤務しながらですと、なかなか大変です。集中講座などで短期に取得する方法もありますが、結構な人気ですぐに埋まってしまう傾向があり、予約するのも大変です。

そこで、短期集中型講座以外ですと、以下のような方法があります。

認定産業医になるための「効率的・低予算」での単位取得方法

集中講座以外で「産業医資格」を得るために必要な単位を効率よく取得する方法

こうした面倒な単位収集を行っていただき、登録を行うことで認定産業医資格を取得することができるわけです。

認定産業医になるための申請・登録方法

さて、この認定産業医の資格を取得できたら、次は職探しとなります。資格を持っているだけでは当然、常勤産業医として勤務することはできず、転職活動を行う必要があります。

認定産業医になるための方法ー単位集めから申請までのまとめ

ただ、いきなり未経験の産業医がご自身で求人を探すというのはかなり困難であり、そこはやはり「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社転職エージェントにご相談いただき、求人を紹介してもらう方が手っ取り早いです。

求人に応募し、書類審査→採用面接(最低2回のところが多いです)という流れとなります。あらかじめ、転職エージェントに採用面接対策を色々と相談しておきましょう。

無事に内定がもらえたとして、お次は入職までの準備をしておくべきでしょう。読みやすい入門書としては、



特に私のように非精神科医でありますと、メンタル疾患による休職への対応が不安、という方が多いと思いますので、こうした本をあらかじめ読んでおきますと安心感が違います。また、採用面接の時にも役立つと思いますので、読んでおいて損はありません。

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