寝付きが悪い人は、高血圧にご注意を「14分以上眠れないと3倍にリスク増」

米国心臓学会(AHA)は、「寝付くまでの時間が14分以上の不眠症患者は、高血圧リスクが高い」とする研究結果を紹介しています(Chronic insomniacs may face increased risk of hypertension)。

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寝付くまで14分以上の慢性不眠症者では300%、17分以上では400%高血圧のリスクが増加した、という結果だったそうです。

不眠症患者さんは、正常者に比べて、昼間に倦怠感や疲労感を訴えることが多く、リラックスすることができず、興奮状態にある時間が長く、高血圧のリスクが高くなると考えられます。

また、日中に倦怠感などを感じるため、コーヒーなどでカフェインを摂取したくなるところですが、過剰に摂取すると、逆にまた眠れなくなる可能性や、高血圧のリスクが高くなってしまうと考えられます。

寝付きが悪いとお悩みの方は、少し敷居が高いかもしれませんが、心療内科や精神科受診をしていただき、不眠症の改善をされることをお勧めしたいと思います。

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