脳卒中(脳梗塞・脳出血)は、死亡リスクも高く、麻痺や言語障害などの後遺症を起こす可能性もあり、一度起こしている方にとって、二度とは繰り返したくない疾患であることでしょう。
その脳卒中を繰り返さないために重要なことがあります。そのことについて、米国心臓協会(AHA)は「CONSISTENT BLOOD PRESSURE CONTROL MAY CUT RATE OF SECOND STROKE IN HALF」で、記しています。
この研究では、「脳卒中後救命され、その後も継続的に血圧管理を実施している場合、再び脳卒中が起こる可能性が50%以上低い」ことを示しています。
収縮期が140 mmHg以下、拡張期が90 mmHg以下の場合に「血圧管理されている」とみなして、そのようなコントロールが75%以上の期間できている人は、、25%未満しか血圧コントロールできていない人と比べて、54%発症のリスクは少ないそうです。
自宅でもしっかりと血圧計で計測する、血圧手帳などをつけて平均的に血圧を保てていると、脳卒中を繰り返すリスクは、格段に小さくなるようです。
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