93.2%の卒後2年目医師が参加する新専門医制度、残り6.8%はどうして参加しないの?

m3.comの記事「卒後2年目の医師、93.2%が新専門医制度へ◆Vol.1」の中で、「新専門医制度の一期生に当たる医学部卒後2年目の医師296人を対象にこの2月から3月にかけて、新専門医制度に関する調査」した結果が掲載されていました。

結果、タイトル通り93.2%ものドクターたちが新専門医制度に登録したそうです。大半の先生方が登録されるなかで、6.8%は登録しないとのこと。

この数字を見ますと、一体、その少数派である6.8%の先生方はどのような理由で登録しなかったのか気になるところです。

記事によりますと、
・臨床を続ける上で、自分のキャリアプランに合わない(6人)
・大学院に進学(研究)(4人)
・希望プログラムに入れず、次年度を目指す(3人)
・臨床を続ける上で、専門医資格の必要性がない(3人)
・臨床以外の道を目指す(2人)
・専門医資格取得が困難(1人)
・1年留学をするから
・大学でのプログラムが卒後5年目から始まるため
といった理由で登録しなかったようです。

大別すると、
1)大学院、留学など学業のため
2)臨床は続けるが、専門医は不要
3)希望プログラムのために留年
といったことになりそうです。

医師としての生き方も多様化していますが、やはり専門医は欲しいというドクターが大半。その一方、少数派に上記のような理由で専門医プログラムに登録しない、もしくは登録は先延ばしというドクターもいるようです。

ただ、途中で専攻医を辞め、別の道を歩むのもいいでしょう。そういった選択をすることもまた正解だと思います。

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