労働衛生コンサルタント試験対策

労働衛生コンサルタント試験対策

空気中の有害物の捕集法について

ろ過捕集法:ろ紙により試料空気中の粒子を捕集する方法で、鉱物性粉じんの捕集に用いられる。   固体捕集法:吸着剤により試料空気中の蒸気を捕集する方法で、有機溶剤の捕集に用いられる。   液体捕集法:試料空気を液体に通し、溶解、反応等をさせて...
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空気清浄機/除じん機の種類と特徴について

重力沈降式除じん装置:粉じんの自然落下を利用して粉じんを除去する除じん装置である。粉じん量が極めて多く、かつ粒径の大きい粉じん(50 μm以上)を含む空気を清浄化する際に、サイクロンなどの空気清浄装置の前置き装置として用いられる。   慣性...
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有害物質と尿中の暴露指標について

トリクロロエチレン:トリクロロ酢酸   クロロベンゼン:4-クロロカテコール   スチレン:マンデル酸   鉛:デルタアミノレブリン酸   トルエン:馬尿酸   キシレン:メチル馬尿酸   ノルマルヘキサン:2,5-ヘキサンジオン   ・馬...
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有害物質による職業性疾病と特徴的な症状について

鉛:腹部疝痛、伸筋麻痺による垂れ手、貧血   鉛の粉じんやヒュームを吸入すると、骨に蓄積されやすい。   金属水銀:手指振戦、精神障害(感情不安定、幻覚)   無機水銀:腎臓疾患、血尿・無尿、尿毒症   有機水銀:脳疾患、痺れ感、視野狭窄 ...
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吸収線量、カーマ、等価線量、実効線量のそれぞれの違い

吸収線量:放射線の照射によって、単位質量あたりの物質が吸収するエネルギー量のこと。単位はGy(グレイ)が用いられる。物質の種類を指定しないため、同じ種類の放射線の照射であっても、照射された物質によって与えられたエネルギーは異なる。医療の領域...
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作業環境測定とはなにか説明せよ【労働衛生コンサルタント試験面接対策】

作業環境測定とは、作業環境の実態をは握するため空気環境その他の作業環境について行うデザイン、サンプリング及び分析(解析を含む)をいう(安全衛生法第二条の二)。 デザイン 測定対象作業場の作業環境の実態を明らかにするため、当該作業場の諸条件に...
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有害作業における作業環境管理について説明せよ【労働衛生コンサルタント試験口頭試験対策】

1) 製造・使用の中止、有害性の低い物質への転換 2) 生産工程、作業方法の改良による有害物質の発散防止 ・発塵防止のため、湿式工法の採用 ・ほうきによる清掃ではなく掃除機による吸引 ・工程順序の入れ替えにより、溶剤で与湿するなど。 3) ...
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産業医としての過重労働対策について説明せよ【労働衛生コンサルタント試験口頭試験対策】

面接指導の実施 労働安全衛生規則等により、「時間外・休日労働時間が1ヶ月当たり100時間を超え、かつ疲労の蓄積がみられる者」(義務)、「時間外・休日労働時間が1ヶ月当たり80時間」(努力義務)を超える労働者に対して、本人の申出に応じて面接指...
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腰痛における労働衛生管理・対策について説明せよ【労働衛生コンサルタント試験口頭試験対策】

作業環境管理 作業環境管理として、以下の点について留意する。 ・温度(寒冷ばく露は腰痛を悪化させ、又は発生させやすくする) ・照明(作業場所、通路、階段等で、足もとや周囲の安全が確認できるように適切な照度を保つ) ・作業床面(労働者の転倒、...
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VDT作業における労働作業管理・対策について説明せよ【労働衛生コンサルタント試験口頭試験対策】

作業環境管理 作業者の疲労等を軽減し、作業者が支障なく作業を行うことができるよう、 ・照明 ・採光 ・グレアの防止 ・騒音(VDT機器及び周辺機器から不快な騒音が発生する場合)の低減 といった措置を行う。 作業管理 作業者が、心身の負担が少...