医師の「当直なし」「外来のみ」求人にある、気をつけたい落とし穴【医師転職】

某医師掲示板に、40代の外科医の話が掲載されていました。

・院内規定で、50歳までは当直することになっている。

・だが、この40代外科医は「当直をせずにコンディションを整えたい」と理由から、病院側と交渉して当直をしていない。

・他の医師に咎められると、「当直を行う医師を見つけるのは病院側の仕事。自分も当直やめたいのなら、病院側と交渉すればいい」と悪びれる様子もない。

とのこと。この医師は病院内でトップクラスに「稼げる外科医」であることもあってか、病院側も当直免除としているようです。

病院の経営陣は「当直免除にするぐらいで利益を上げてくれるなら、そうしよう」と思うわけですが、他の現場医師たちは「なんでアイツだけ…ずるいぞ」となるわけです。特に、この外科医よりも年上のドクターたちは不満に思うのではないでしょうか。

このように、病院の経営・医師採用サイドは「当直免除であろうが、入職して欲しい」と思っていて、そのような条件で募集をかけていても、すでに勤務している医師たちは「なんだよ、それ。ずるいじゃないか」と思うケースはあるわけです。

ですので、

・「当直なし、オンコールなし」といった条件での求人

・「病棟管理なし、外来のみでほとんど時間外勤務なし」という求人

などでは、他の医師たちの反感を買わないか、それで居づらくなることはないかといったことを確認しておく必要があると思います。ただ、自分自身でそれを確認するのはなかなか困難ですので、そんな時こそリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントにご相談いただくことをオススメしたいと思います。

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