「体育会系」になることは結局できず、臨床の現場には結局馴染めなかった私【医師転職】

私の通っていた大学では、学生に対して相談役となってくれる教授が割り当ててもらえるというシステムがありました。しかしながら学生としては、入局したい科であれば別でしょうが、そうでない場合は「たまに集められて挨拶がてら食事をしに行く」といった形骸的な制度となっていました。

私もその食事会に参加することはあっても、ほとんど周りの話を聞いているだけの状態で、そんな時に教授から「君は中学・高校と運動部ではなかったな。それでは今後困るぞ」といった注意を受けました。

おそらく、他の学生が気をきかせて場を盛り上げて会話に参加したり、注文や空いた器の片付けをやっている中、ぼんやりとしている様子を見かねて教授はおっしゃったのだと思われます。

指摘の通り、私は中学・高校と帰宅部で、体育会系の部活とは縁遠い存在でした。さらに言えば大学でも結局何の部活・サークル活動をやっていませんでした。結果、「先輩・後輩の縦社会」を経験しておらず、いわゆる体育会系の作法が全く身についていなかったわけです。

さらにその問題を痛感したのが臨床実習で、そこで如才なく動くことができる同級生を尻目に、私は右往左往、あるいはぼーっとして動けない状況が続いていました。「それではいけない」と思い、初期研修医、後期研修医時代は同期の動きを観察して真似てみる、といったことは行っていましたが、それでも結局は上手くいきませんでした。

そのまま時は流れ、ついぞ「体育会系」にはなることはできず、縦社会の荒波の中では過ごすことができず、臨床の外へと放り出されることになりました。

恐らく大多数の医師は臨床の現場での縦社会や、あるいは場の流れ・空気を察知して動くということができるようになっていくのでしょうが、私はできず、産業医となりました。

もし同様の思いをされている初期研修医、あるいは後期研修医の方々がおられましたら、そんな私でもなんとか生きてはいられておりますので、もし辛い思いをしていたら、「きっとどこか自分に向いた職場があるはずさ」と思っていただければと思います。

その一助として転職を行ってみるという手段がありますが、もしその転職活動でお悩みということでしたら、私も産業医になる上で非常に助けていただいた、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントにご相談いただくことをオススメしたいと思います。

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