「呂律障害」という言葉が紹介状に書かれていて違和感を感じる医師

他院からの紹介で、「呂律障害」という言葉が書かれていると、違和感を感じる方もおられるようです。

「呂律が回ってないんだろうな」と、なんとなく意味は分かるのですが、やはり本来は医学用語で書かれてしかるべき紹介状に、ふいに「呂律障害」と書かれていると、「ん?」と思われる先生もおられるようです。

「呂律が回ってない」とは一般的には言いますが、医学用語辞典などで、「呂律障害」とはあまり書いていないようです。

本来は「構音障害」と記すことが多いでしょうか。ほぼ同義であり、なおかつ医学用語として馴染みがあるのはこちらでしょうね。紹介状にあっても、違和感を感じないと思います。

あまり専門としない分野ですと、「これ、どういう表現があるんだっけ?」と迷うことがありますね。そんな時、やはり調べてから書くべきでしょうね。そんな自戒の念を込めて今回の記事を書いてみました。

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