「博多大吉、お客が「スタバに何を求めるかランキング」のダントツ1位に愕然「禁煙、煙のない環境」」という記事がありまして、20代以降のお客で、圧倒的に「禁煙だからスタバに行く」という方が多いそうです。
コーヒーの味や店の雰囲気などを差し置いて、「禁煙だから」という理由でスタバを選ぶというアンケート結果には驚かされます。それだけ「完全禁煙」というのは非喫煙者にとってはありがたい存在ということですね。
私も非喫煙者ですが、健康増進法の一部を改正する法律案により、受動喫煙防止はより強化される形にはなりますが、それでも飲食店で「店内完全禁煙」にならないのは、歯がゆい思いではあります。
「完全禁煙」であるスタバが淘汰されるどころか、店舗数を徐々に拡大している点や、さらにはアンケート結果で「完全禁煙」を望むということは、もっと飲食店側の方々の認識として広まって欲しいことですね。
喫煙者の希望を叶えることで、非喫煙者の客足を遠のかせることを考えますと、現在の喫煙者/非喫煙者の割合で言えば、どちらの方が得かは明らかなのではないでしょうか。
もちろん、バー・スナック・居酒屋など、喫煙を楽しむ前提の店があるのは否定しませんが(店員さんの健康障害は気になりますが)、食事を楽しむことを主体としたお店で禁煙でないことは、やはり非喫煙者としては納得がいかないところです。
禁煙/分煙が進みつつるところですが、国主導ではなく、さらにもう一歩、経営上の視点から禁煙のお店が広まって欲しいと私としては思っております。