「急性期を診ることに疲れたから慢性期病院」での転職は危険です

急性期病院で診療を続けてこられ、「もうやり尽くした」から慢性期病院、長期療養型病院に転職するという方も多いかもしれません。ですが、その転職は失敗する可能性があります。

というのも、急性期と慢性期では診療方針や目標が異なります。もし先生が「命を救う」「治す」ということを主眼においている場合、慢性期の病院に転職をすると戸惑うことが多いかもしれません。

慢性期病院・療養型病院の場合、「患者さんに長く寄り添っていきたい」「最期まで看取ってあげたい」といった思いをもたれている先生方に向いていると考えられ、「治す」ことを一番に考える先生は勤務していくことが難しいでしょうね。

急性期の中でも、比較的ゆるやかに勤務できるところもあります。どこにやりがいを感じるのか、自分はどんなことを診療で実現していきたいのか、患者さんとどのように関わっていきたいのかなど、今一度お考えになって転職活動していただければと思います。

もし考えがまとまらなかったり、方針に迷いが出てときなどは、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や「エムスリーキャリア」などのキャリアエージェントさんに相談してみましょう。話をするだけでも自分のやりたいことがハッキリするかもしれませんよ。

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