村上文春

産業医マニュアル

「産業医のQOLは?」「楽な仕事なの?」という質問に産業医として回答してみる

産業医で検索すると、関連キーワードに「産業医 QOL」や「産業医 楽らく」というワードが並びます。やはり、「産業医は当直もなければ、オンコールもない。土日出勤もなければ、残業もない」…と、ないないづくしで楽であるとお考えのようです。 たしか...
労働衛生コンサルタント試験対策

労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、労働安全衛生規則…この違いを説明できますか?(法律、施行令、施行規則の違いって何?)

労働衛生コンサルタント試験の口述試験でも、実際に説明を求められた受験生もいたようです。さて、この法、施行令、規則の違いって、実際のところは何でしょうか? まず、立ち位置と言いますか、最上位にあるのが「法律」です。さらに、この法律の不足・曖昧...
労働衛生コンサルタント試験対策

労働衛生コンサルタント試験の口述試験で出題される「ちょっと厄介な応用問題」

労働衛生コンサルタント試験「口述試験」では、基本的には「リスクアセスメントの手順について説明してください」「許容濃度と管理濃度の違いを説明してください」のような問題が数多く質問されます。 こうした問題は対策が立てやすいのですが、中には答えに...
産業医マニュアル

産業医が「役立たず」「クズ」「嫌い」「うざい」などと悪感情を抱かれる理由と対策

産業医についてネット上では、「役立たず」「クズ」などといった関連キーワードで検索されているようです。また、中には「会社とグル」などといったものまでありました。 産業医をしている身としては、とても悲しい言葉の数々ですが、実際のところ、「産業医...
産業医マニュアル

産業医がいない(選任されてない)会社での休職・復職判断などのメンタルヘルス不調者対応の方法

産業医は従業員数50人以上になりますと、選任義務が生じます(安衛法第13条)。つまりは常時使用する従業員が49人までですと、選任義務はなく、「産業医がいない」状況であることがあります。 その場合、産業医面談を実施するといったこともできず、休...
労働衛生コンサルタント試験対策

労働衛生コンサルタント試験「口述試験」対策で学ぶべき必須項目一覧

労働衛生コンサルタント試験の「口述試験」対策で、まず学ぶべき必須項目」としてはどのようなものが挙げられるか、今回の記事で考えてみました。 まずはとっかかりとして、今回の記事に掲載しているような内容について「概要を説明できる」レベルにしておく...
産業医になるには

認定産業医になるために必要な単位がまとめて取得できる講習会(研修会)一覧【2021年度更新】

認定産業医になるためには、50単位が必要となります。それを一つ一つの講座を受講して集めるのもいいとは思いますが、予約も煩雑であり、スケジュールのやりくりも大変です。 そこで、様々な大学で「まとめて単位が取得できる講習会(研修会)」を開催して...
産業医マニュアル

認定産業医になるための基礎研修の「単位」に有効期限はあるの?

認定産業医になるためには、「基礎研修(前期・実地・後期)」で50単位を集める必要がありますが(認定産業医になるための「効率的・低予算」での単位取得方法)、その「単位」には申請するまでの「有効期限」が実はあります。つまりは、その期間を過ぎると...
産業医マニュアル

認定産業医になるための申請・登録方法

認定産業医として登録されるためには、「50単位集める」というだけではダメです。「都道府県医師会に申請を行う」必要があります。 さて、その手続きの方法ですが、次のような2ステップで行います。 1) 以下の所定の書類を集める。 ・認定産業医新規...
産業医になるには

認定産業医になるための「効率的・低予算」での単位取得方法

認定産業医になるためには、以下の単位が必要になります。 1)前期研修(14単位以上) ・総論 2単位 ・健康管理 2単位 ・メンタルヘルス対策 1単位 ・健康保持増進 1単位 ・作業環境管理 2単位 ・作業管理 2単位 ・有害業務管理 2単...