「一般内科」での外来バイトに要注意-何でもかんでも押し付けられる可能性大です

「一般内科」でのバイトというと、どんなイメージを抱かれますか?風邪や腹痛、頭痛など、いわゆる総合診療科的な働きをお考えかもしれませんが、そこに罠があります。

患者が「内科を希望する」と窓口で言えば、医療の専門科であるはずのない事務の方々は、そのまま内科外来に通すわけです。しかも、「よく分からないから一般内科」という感じで患者を割り振られる可能性が大きいです。

その中には、明らかに精神科を紹介したくなる患者さんもおり、長々と話だけされ、「…で、結局あなたは何を望んでいるの?」と言いたくなることもあったりします。他にも、絶対に見落としできない重大疾患を抱えた患者さんが含まれていたりもします。

さらには、専門科を紹介しようにも、非常勤医師を雇うだけあって慢性的な常勤医不足で、なかなか紹介できなかったり、紹介してあからさまにイヤな顔をされることもあります。そんなところでストレスを感じることもあるわけです。

比較的高額なバイト代とはいえ、面倒な患者さんを押し付けられたり、患者さんと常勤医との間で板挟みになったりと、割に合わないことをさせられることもあります。

悪いことは言いません。「一般内科」でのバイトはやめた方がいいです。専門医を持っていなくても、「呼吸器科」「消化器内科」などで雇ってくれるところはあります。専門医を条件としているところもありますが、病院側も「背に腹は代えられない」という事情があり、すんなりと雇ってくれると思います。

「一般内科」ではなく、専門科でのバイトをお探しの場合、非常勤・スポット求人数の多い「医師バイトドットコム」や「リクルートドクターズキャリア[PR]」などがお勧めです。

ちなみに、私は専門医を持っていませんが、呼吸器科医としての非常勤内科外来のバイトを「リクルートドクターズキャリア[PR]」に紹介していただきました。

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