週3日「非常勤」産業医の求人と常勤産業医との違いとは-そのメリットとデメリット

医師転職ドットコム[PR]に、千葉県千葉市の週3日で勤務する「非常勤」産業医の求人が掲載されていました。

週3日勤務ということで言いますと、「常勤」での産業医求人も存在したりします。では、この「非常勤」産業医の求人と常勤産業医ではどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、そんな非常勤と常勤産業医の違いについて書いてみたいと思います。

就業条件や待遇について

上記に掲載されている条件ですと、

・週3日勤務
・9:30~16:30(昼休み1時間あり)
・日給9万円
・社会保険加入なし

となっています。やはり常勤との違いで言いますと、こうした部分、特に就業条件や待遇面での違いがあると思います。

週3日勤務で、さらには1日6時間勤務となっています。勤務時間はかなり短く、さらには週3日のみです。

このあたりのメリットはありつつも、ただ、社会保険の加入がありませんので、国民健康保険に加入するか、あるいは日本医師会の医師国保に加入するといったことが必要になるというデメリットがあるわけです。また、契約形態や条件にもよりますが、有給取得などができませんので、「休暇をとるなら、欠勤扱い」ということになると思います。

産業医ならではのポイント

常勤産業医(専属産業医)では基本的に、嘱託で他社の産業医としてバイトをすることはできません。一方で、非常勤産業医であれば、契約で禁止されていなければ、他社で嘱託産業医をすることはできると思います。

この点は大きなメリットであると思います。非常勤産業医として週3日で働きつつ、平日の休みに他社で嘱託産業医を、ということが可能であるというわけです。この点はやはり大きいかな、と思います。

週1日は臨床系バイトをしつつ、嘱託産業医の契約数を増やしていく、ということもできるかもしれません。働き方の選択肢の幅が多く、この点もおすすめできるかもしれません。

上記の求人にご興味がありましたら、医師転職ドットコム[PR]に掲載されておりますので、ご登録の上、「求人コード 271275-00002」でお問い合わせいただいてはいかがでしょうか。

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