【産業医の転職】製造業の企業求人では要チェック!稼働カレンダーとは何か

私が、常勤産業医として勤務した一社目は製造業でしたが、そこで入職してから「祝日は休みじゃない」ということを知らされて驚いた経験があります(単に私が抜けているだけでしょうけども)。

「祝日は休みじゃないの?」と思われるかもしれませんが、製造業の企業の中には、「稼働カレンダー」があり、それに従って出勤日と休みが決まっているというところがあります。

有名なところで言うと、「トヨタカレンダー」というものがあります。祝日があると、週あたりの稼働日数でイレギュラーが生じてしまい、生産台数・計画にズレが生じてしまうため、「祝日はなし!ずっと週5勤務!」と決めることにより効率アップを図る、というものです。

稼働カレンダーについて

「え?祝日ないの?じゃあ、年間の休日ってめっちゃ少なくなるじゃん」と思われるかもしれませんが、そこは「ゴールデンウィーク、夏季休暇(お盆)、年末年始」などがしっかりと長めに休めるようになっています。

そこは帳尻が合わせられるわけですが、お子さんがいらっしゃって、「え?パパ、せっかくの祝日に遊びに行けないの?」と文句を言われる可能性があるのは、やはりちょっと思うところはあるかもしれません。

ただ、その分「長期休暇はしっかりとれる」ということはありますので、そのあたりの帳尻というか、埋め合わせはできると思います。

求人の例

民間医局[PR]の求人で、「【港区芝公園×専属産業医】事務機器・光学機器の大手メーカー都心部の事業所」が掲載されています。

こちらの求人票で、休日が「国民の休日、およびリコー暦で指定する日、有給休暇、夏季休暇(連続9日間)、年末年始休暇、リフレッシュ休暇」とあり、こちらの企業の場合、祝日が休日の上、「リコー暦」という稼働カレンダーに近いものがあり、そこで休日がさらに指定されているようです。

私の一社目に勤務したところとは異なり、「めっちゃ休暇あっていいなぁ」と思うわけですが、このように、「稼働カレンダー」があるケースもある、ということはご認識いただいた方がよろしいかと思われます。

しかもこちら、週4~5日、9:00~17:30勤務で「医師歴8年目1200万円程度」となっており、結構な好条件求人となっています。もしご興味がありましたら、民間医局[PR]にご登録の上、「求人番号 25-JQ301028」でお問い合わせいただいてはいかがでしょうか。

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