私も後期研修医から産業医へと転職し、最初の内は戸惑いを感じることも結構ありました。その原因としては、業務内容の大きな変化とともに、「業務時間・プライベートな時間の増加」といったところがありました。
以前、ついつい飲酒習慣が身についてしまい、脱却するのに結構大変な思いをしたということもありました。
多忙だったドクターほど注意
特に、多忙な日々を過ごしていたドクターほど、「時間外勤務なし」「土日祝日完全フリー」「オンコールや当直なし」といった生活に慣れるまでは戸惑うかもしれませんね。
私も時間を持て余すようになり、妻と出かけたり、家でぼーっとゲームをしたり、海外ドラマを見るような状態となりました。最初の内は楽しんでいましたが、それも数ヶ月のことであり、趣味らしい趣味もなかったので、「どうしたもんだろうか…」と思っていました。
今の年齢だったら、もう少しゆったり過ごすことも贅沢に感じられたかもしれませんが、まだ30代前半ということになりますと、やや持て余し気味だったように思います。
趣味・バイトという時間の使い方
元々、趣味をお持ちの方はそれに打ち込めばいいでしょう。私もそのような趣味があればよかったのですが、あいにくありませんし、無理に作ることも性に合わないようです。
となると、外に有意義に時間を使うとなると、やはりバイトを増やしてみるというのも手だと思います。実際、私も最近、やや刺激がなくてつまらなく感じており、オンライン診療バイトを始めてみました。
やはり新しいことを始めるというのは楽しいもので、今のところ充実した毎日を送れています。もし時間を持て余すと感じておられるようでしたら、バイトを始めてみてはいかがでしょうか。
などの求人紹介会社であれば、日々バイト情報が掲載されておりますので、非常勤外来求人や当直バイトなど、お探しになってみてはいかがでしょうか。
注意点
ただし、常勤先の企業によっては、「副業禁止」もしくは「バイトしてもいいけど申告が必要」というところがあります。黙ってやっていたりすると後々、問題となることもありますので、その点はぜひ職務規定などに則っていただければと思います。
また、本業の方に影響が出ては本末転倒ですので、ぜひ無理のない範囲で行っていただければと思います。