医師も、一般企業で働くという選択はいかがですか?「産業医、製薬会社、保険会社…」

臨床以外にも、医師が求められ、活躍できる道は多いです。産業医や検診医だけでなく、製薬会社、医療機器メーカー、保険会社など、医療に関係してその専門性を活かす職種があります。

製薬会社・医療機器メーカーで多いのは、研究開発や薬事系です。企業・業務内容にもよりますが、一般的に報酬は高水準であると言われています。ただ、「もともと大学院で糖尿病・代謝異常症などの研究をしていた」などの専門的な研究をしていたりしないと、入職は困難かもしれませんね。

保険会社勤務での業務は、生命保険会社の加入審査業務での求人が主体となっています。定時勤務、オンコールや当直もなく、福利厚生は手厚く待遇も良い…ということもあり、子育て中の女医さんなどに人気だったりします。

他にも、コンサルタント会社という選択肢もあります。医療コンサルや病院コーチングなどを行うところや、それ以外にも、外資系起業の求人もあったりします。ただ、採用基準は非常に高く、激務であることを覚悟しなくてはならないようです。ただ、外資系でシニア・コンサルタントにもなると、非常に高額報酬が望めるということもあります。

もし「自分は臨床に向いていない」とお悩みの先生方がいらっしゃるようでしたら、ぜひ、視野を広げてみましょう。いやいや臨床を続けるというのは、ご本人にとっても苦痛ですし、患者さんも不利益をこうむりかねません。お互いに不幸な状況を避けるためには、先生方が一歩踏み出して、一般企業で働くという選択肢をとることで、変わるのかもしれませんね。

ただ、ご自分で求人先を探して見つけ出す、というのは結構難しかったりします。そこで、「エムスリーキャリア」や「リクルートドクターズキャリア[PR]」など、幅広く求人先を紹介している会社で、キャリアエージェントに相談されることをオススメしたいと思います。

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