転職を妨げる「次の職場でも上手く行くはずがない」という思い込み【医師転職】

転職を考える時、現職場で仕事が上手くいってないことが多く、結果、自信を失ってしまっている方もおられるかと思います。特に経験年数が少なく、自信を持ちづらい時にはよりそういった状態に陥りがちであると思われます。

私自身も医長に「ここでダメで辞めるなら、他では使い物にはならないよ」と言われていたこともあり、その言葉を鵜呑みにしてしまっていました。

しかしながら、そんなことを正確に予想できる人などはおらず、「やってみなければ分からない」わけです。また、その医長もそうでしたが、転職経験もなかったわけで、「何を根拠に?」と今になっては疑問に思います。

こうした先輩医師から言われた否定的な言葉などは、振り返ってみて「あの時の言葉を聞いていてよかったと思う」という方もおられますが、私は「占いみたいなものだな」と思っております。

「的中した!」という占いがある中、その他の山程の「ハズレた予想」があるのではないでしょうか。あるいは、「占い信じてよかった!」という意見は喧伝される一方、「占いを無視したから上手くいった!」といった意見は表に出てこないのだと思います。

私自身は、後期研修医時代に産業医という働き方を選択したのはよかったと思っております。もし新たな選択肢を選び、「自分に合わない」と気づいたら、その時はまた別の生き方を選べばいいだけですしね。

だからこそ思うのですが、「転職して上手くいくはずがない」といった周囲の意見、あるいはネガティブな自分の感情に関しては、「どうしてそんなことが分かるわけ?」と心の中で反論して、淡々と転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

また、初めての転職活動を行っていくことに関しては、なかなか心細く、分からないことも多いと思いますので、ぜひリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントにご相談しつつ進めていただければと思います。

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