私は常勤産業医の傍ら、週に1日、内科外来を受け持たせてもらってますが、そこで最近、気になることがあります。それは、医療事務の方が新患の情報を聴取して知らせてくれるわけですが、その内容がことごとく異なっていたことです。
たとえば、「胸痛を訴えておられて…」と聞いていましたが、実際に問診してみたら「労作時呼吸困難」だった、など。あるいは、「血痰が結構出ていて…」と言われていましたが、単に膿性痰だった、などなど。
どうやら4月入職の新人さんだったらしく、症状の聴取に難渋しているようです。こちらとしては「なんだ話が違うじゃん」と思うと同時に、患者さんに「胸の痛み？違います、なんか最近、呼吸が苦しくて…」と言われてしまうことが辛かったりします。
ここらへん、「情報を正しく伝えてもらえる、情報連携がしっかりとれている」というのは良いバイト先の条件の一つかもしれないな、と思った次第です。ただ、これは働いてみないと分からないので、「お試し勤務可能」といったところでしか分からないかもしれませんね。
私としては「もうしばらく医療事務の人が習熟すればいい」と待ちの姿勢ですが、もし「我慢ならん」ということでしたら、病院事情に詳しい
リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリア
などの非常勤バイト担当の方にご相談いただき、新たなバイト先をお探しいただくのもよろしいかもしれませんね。
