コロナ禍ということもあり、受診抑制を行っている患者さんもやはり未だに多いようです。その影響により、「外来の患者さん数が減少している」というクリニック、病院は多いとのこと。
結果、特にクリニックなどで「バイト切り」が行われているようなところもあり、実際、私が勤務する病院でも、事務から「午後の患者さんの数が少なくなっているため、積極的に受け入れをお願いします」とアナウンスがありました。
よくよく医師担当の事務と話をしてみて分かったことですが、
・病院としては、外来での1コマ(午前・午後それぞれ1コマとする)あたりの患者数を重視している。
・午前に比べて午後の患者数は減少する傾向にあり、患者数が少ない医師は目をつけられる。
・患者数が少ない医師の傾向として、「それはウチの科じゃないから」と新患受け入れをしがちであり、そのような医師もまた目をつけられやすい。
とのこと。裏を返せば、
・新患受け入れをあまり断わらずに受け入れ、受け持つようにする。
・通院している患者さんの受診インターバルを空けすぎない(できれば2ヶ月以内に再診してもらう)。
・接遇にはしっかりと気をつけ、患者さんやご家族とのトラブルを回避する。
といったことに気をつけるべきということでしょう。こうした点に気をつけ、しっかりと受け持ち患者数を確保しておくことは、身を守る上での大事なポイントとなると思います。
しかしながら、経営状態によっては、どんなに気をつけていてもクビを切られる時には切られます。そのような時は、すぐに気持ちを切り替えてリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアにご登録いただき、新たな求人を紹介してもらうようにしていきましょう。