「短めで、帰省・遠出のない年末年始休暇」は日頃疲れた社員も「リフレッシュした」と実感できるようです【産業医マニュアル】

2020~21年の年末年始は、6日間の休暇で「本日から出社」というところも多いのではないでしょうか。例年に比べてやや短めかな、という感じですね。

ですが、長時間勤務者面談で「ちょっと心配だな」と思った方をフォローアップしたところ、「しっかり休めた」という方が目立ちました。例年ですと「出社するのがしんどかったです」といった方が面談では多い印象ですが、今年は異なった印象です。

あまり長い休暇ですと、「出社するのが億劫」に感じたりするため、1週間以内の休みというのは効果的なのかもしれませんね。なおかつ、コロナ禍で「帰省しなかった」「遠出しなかった」という社員も多いようで、そうした要因が重なってか、「リフレッシュできた」という社員が面談をしていて比較的多かったのではないでしょうか。

裏を返せば、メンタル疾患で通院をしつつ勤務されておられる社員さんには、年末年始休暇などで

・無理して遠出・帰省しないようにしましょう。

・できるだけ休み中も生活リズムを崩さないようにしましょう。

・出社日が近づいてきたら、勤務日と同様に起床して、散歩など体を動かすようにしましょう。

と、アドバイスしておくのはやはり大事だということであり、しっかりとフォローアップ面談時などにお伝えしようと改めて思いました。

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