常勤産業医の「年収」で重要となるのは「勤務日数」「経験年数」【産業医転職】

常勤産業医の求人票を見ておりますと、「年収」を決定する要素としては、「勤務日数」「経験年数」が重要であると思われます。

まず「勤務日数」ですが、「3日/4日/4.5日」など、1週間で勤務する日数を選択できる求人もあり、当然のことながら勤務日数が多くなるほど年収は上がることとなります。

非常勤バイトを行っている先生方も多いでしょうから、「5日間勤務するよりは、4日勤務して1日バイトの方がお得だな」といったことを考えるわけですね。ただ、中には「バイト(副業)禁止」という企業もあり、その点は注意して見る必要があると思われます。

また、他の要素としては「経験年数」が挙げられます。「5年刻みで100万円ずつ昇給する」といったパターンや、既に勤務している他の常勤産業医や、過去の産業医の年収を勘案して決定するといったこともあります。

ですので、上記のような勤務日数および経験年数を元に、求人票を見ると、たとえば「1000万円~1500万円」といった提示額でも、「自分は週4勤務で1200万円ぐらいかな」などと予想がつくと思われます。

ただ、昇給制度の企業もあり、「働き、企業への貢献度で年収が変動する」といった企業もあります。いわゆる実力主義といったところもあります。

こうした年収は、採用時面接の際に自ら提示し、内定が出る前に相談するといったことが多いと思われます(提示額によって選定している部分もあります)。いくらに設定するか、というのも駆け引きですね。

もしいくらぐらいが妥当か、いくらで提示すべきかといったことに迷っておられるようでしたら、私が臨床医→産業医になった際にお世話になった「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、その後の転職で並行してお世話になった「エムスリーキャリア」といった人材紹介会社の転職エージェントにご相談いただいてはいかがでしょうか。

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