感染した従業員の職場復帰の基本的な考え方
・主治医などからのアドバイスに従い、体調を確認しながら職場へ復帰をさせる。
・退院(自宅療養・宿泊療養の解除を含む)後のPCR検査の陽性が持続する場合がある。
・PCR 検査が陽性であることが「感染性がある」ことを意味するわけではない。
・感染力は発症数日前から発症直後が最も高いと考えられている。
・発症後7日間程度で感染性が急激に低下する。
・職場復帰時に医療機関に「陰性証明書や治癒証明書」の発行を求めてはならない。
感染した従業員の職場復帰の目安
次の 1)および 2)の両方の条件を満たすこと。
1) 発症後に少なくても 14 日が経過している。
2) 薬剤を服用していない状態で、解熱後および症状(咳・咽頭痛・息切れ・全身倦怠感・下痢など)消失後に少なくても3日が経過している。
<補足>
・入院していた者については、退院時に主治医からの指示を参考にすること。
・職場復帰に際して1週間程度の在宅勤務を行ってから出社することが望ましい。
・在宅勤務が困難な場合は、復帰後1週間は、毎日の健康観察、マスクの着用、他人との距離を 2m程度に保つなどの感染予防対策を行い、体調不要を認める際には出社はしないこと。
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