「とにかく気を遣いすぎる社員」が休職してしまう理由と対処法【産業医マニュアル】

同僚や上司に、とにかく気を遣ってしまうという社員がいます。

上司に問題点を進言しようとしても「自分が出しゃばっていいのか?」と悩む。同僚の不仲に気を揉んで、両方にいい顔をしようとする。年下の社員たちにすら「嫌われないようにしなくては…」と思う。

こんなことをとにかくずっと考えて、ストレスを溜め込んでいるそうです。それは大変だろうなと思いつつも、「もうちょっと楽に生きていいんじゃないの?」とも思ってしまいます。ただ、それが出来ないんでしょうね。

結果、気を遣うことに疲れ果て、出勤することが苦痛になってしまいます。時には頭痛、時には風邪、腹痛といった形でお休みすることが多くなります。

特定の人間関係に悩んでいたり、業務負荷が高すぎるわけでもありません。「気を遣い、張り詰め続けることに疲れた」ということで休職に至ってしまうようです。

さて、こうした社員への対処ですが、会社で「猫をかぶる」ことをしている方が多いようですので「もう少し、地を出していいんじゃないですか?」「もう少し本音で同僚と話すようにしましょう」など、とにかく「猫をかぶらないで、自分を出すようにしましょう」とアドバイスすることが功を奏することがあります。

あとはオンオフの切り替えが苦手なことが多いようですので、「一歩会社を出たら、仕事のことは忘れる」と心がけるようお伝えするのも大切であると思われます。

もしこうした産業医業務にご興味があり、常勤産業医を目指されるという先生方、もしくは転職をお考えの先生方で、求人情報をお求めでしたら、

リクルートドクターズキャリア

エムスリーキャリア

医師転職ドットコム

マイナビDOCTOR

といった人材紹介会社がオススメです。ぜひ複数ご登録いただき、より良い求人条件の企業にご応募いただければと思われます。

タイトルとURLをコピーしました