転職活動をしていますと、「求人票」をいくつも見ることになると思いますが、そこには「自分にとって働きやすいか否か」の指標について大半は書かれていないように思います。
たとえばですが、産業医や保健師は何人体制なのか、その男女構成比や年齢などの情報。あるいは、担当する支社や子会社の数や場所や業種、社風や会社のカラー、一番接点の多い人事労務担当者の経験年数や人柄などの情報…などなど。こうしたことは求人票には掲載されていません。
私が三回目の転職で念頭に置いていた「条件」
私が三度目の転職をする際、産業医や保健師の比較的多い前職で苦労したので、「産業医一人体制」のところを希望しました。
また、「昇給あり」と言いながら、よく分からない業績評価をされるぐらいだったら「固定給がいい」と思いましたので、「昇給なし。その代わり、業績評価もなし」ということも条件の一つでした。
社風・会社のカラーとしては、「変革」「スピード感重視」といった環境は苦手でしたので、伝統的な大企業、もしくはその関連会社がいいと思っていました。あとは、支社や子会社出張ができるだけ少ないところ、という希望がありました。
こう列挙してみますと、我ながらかなり条件が多いな、と思いました。笑
転職をするたびに希望条件が増えていってしまったように思います。当初は「年収、勤務地、勤務日数・時間」程度のものでしたが、そこからすると大分数は増えました。
「働きやすさ」の構成要素
転職をするなら、「働きやすい環境で、できるだけ長らく勤務したい」と考えるとは思いますが、その漠然とした「働きやすさ」という指標が一体何なのかということは、転職活動を始める前にしっかりと考える必要があると思います。
もちろん、初めての転職ではそうはいかないと思いますが、2回目以降、であれば、「どんな条件なら働きやすいのか」と、その要素を分析しておくことは重要です。
私の希望条件の例でもありましたが、「産業医は何人体制がいい?保健師の数は?」「支社や関連会社は何件ぐらい担当できる?」「会社のカラーは?」…など、今まで不満を覚えていたり、あるいは逆に「こういうところだったら働きやすい」と思い当たる点があったら、漠然と考えているのではなく、その要素を希望条件に落とし込むことが重要だと思います。
「求人票」には現れない部分
ですが、繰り返しになりますがこうした情報は求人票に書かれていないことが多いです。そうなりましたら、気になった求人があったら、自ら情報を手に入れる必要があるというわけです。
では、どのようにその情報を入手するかと言いますと、転職エージェントに質問をしたり、あるいは採用面接の場で探りを入れていくということが必要になってきます。
ですが、転職エージェントによっては「質問したけど、あんまり詳しく教えてくれなかった」「レスポンスが遅くて…」ということがあり、不満を感じることもあったりします。
この点、私が実際に転職サポートを受けたリクルートドクターズキャリア[PR]ではそのようなことはありませんでしたので、もし今の転職エージェントに不満をお持ちでしたら、こちらにご相談いただいてはいかがでしょうか。