産業医のスケジュールを、Outlookで人事が共有しているといった企業も多いと思います。今後の面談の予定、安全衛生委員会、子会社訪問などの予定をそこに記入していくわけです。
「急な面談をしたけど、面倒だから事後入力はしない」といったことをしておりますと、「スケジュールが隙間だらけ」という状態になってしまいます。
このスケジュールを人事側が見ていますと、「あれ?この産業医、全然仕事してないじゃないか」と思ってしまう可能性があります。結果として、業績評価に響いたり、最悪な場合、「クビにして新たな産業医を雇う」ということにもなりかねません。
ですので、細々とした面談の事後入力、電話相談での対応の事後入力などなど、しっかりと更新しておき、「こうした仕事をちゃんとやってますよ」とアピールすることも、自分の身を守る上でも重要です。
「他の人は見てないだろう」と思っているかもしれませんが、意外と見ているものです。面談の内容記録だけでなく、「面談を行った」という日時などを残すよう求めてくる企業もありますが、これも「面倒だから」と事務処理を怠っていますと、やはり「働いてない」と思われてしまいます。
「こんなことをしましたよ」とアピールすることも仕事の内と思い、ぜひ入力などを怠らないようにしましょう。