2017-10

労働衛生コンサルタント試験対策

作業環境許容濃度 TLV(Threshold Limit Value)について

TLVとは、ほとんどすべての作業者が毎日繰り返しばく露しても有害な健康影響が現れないと考えられる化学物質の気中濃度である。TLVには、以下の3つのカテゴリーがある。   1) TLV-TWA(Time-Weighted Average)...
労働衛生コンサルタント試験対策

NOAELとLOAELの違い

NOAEL(No observable adverse effect level):無有害作用量あるいは無毒性量のこと。ばく露群と適切な対照と比較した時、量的あるいは質的な悪影響(形態学的、機能的能力、寿命の変化など)が生物学的あるいは統計...
労働衛生コンサルタント試験対策

空気中の有害物の捕集法について

ろ過捕集法:ろ紙により試料空気中の粒子を捕集する方法で、鉱物性粉じんの捕集に用いられる。   固体捕集法:吸着剤により試料空気中の蒸気を捕集する方法で、有機溶剤の捕集に用いられる。   液体捕集法:試料空気を液体に通し、溶解、反応等...
労働衛生コンサルタント試験対策

空気清浄機/除じん機の種類と特徴について

重力沈降式除じん装置:粉じんの自然落下を利用して粉じんを除去する除じん装置である。粉じん量が極めて多く、かつ粒径の大きい粉じん(50 μm以上)を含む空気を清浄化する際に、サイクロンなどの空気清浄装置の前置き装置として用いられる。   ...
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有害物質と尿中の暴露指標について

トリクロロエチレン:トリクロロ酢酸   クロロベンゼン:4-クロロカテコール   スチレン:マンデル酸   鉛:デルタアミノレブリン酸   トルエン:馬尿酸   キシレン:メチル馬尿酸   ノルマルヘキサン:2,5-...
労働衛生コンサルタント試験対策

有害物質による職業性疾病と特徴的な症状について

鉛:腹部疝痛、伸筋麻痺による垂れ手、貧血   鉛の粉じんやヒュームを吸入すると、骨に蓄積されやすい。   金属水銀:手指振戦、精神障害(感情不安定、幻覚)   無機水銀:腎臓疾患、血尿・無尿、尿毒症   有機水銀:脳疾患、痺...
労働衛生コンサルタント試験対策

吸収線量、カーマ、等価線量、実効線量のそれぞれの違い

吸収線量:放射線の照射によって、単位質量あたりの物質が吸収するエネルギー量のこと。単位はGy(グレイ)が用いられる。物質の種類を指定しないため、同じ種類の放射線の照射であっても、照射された物質によって与えられたエネルギーは異なる。医療の領域...
産業医マニュアル

[新米産業医向け]今さら聞けない企業で使われる5つの常識用語

産業医を始めたばかりですと、社員さんと話をすることになりますが、その中で「ん?」と聞きなれない用語が飛び出すことが結構あります。一般の方々がカンファレンスに出席しても、同様でしょうが、医師が企業に飛び込むと、概してそのようなことが起こりえま...
安全衛生委員会

[産業医・衛生管理者向け]安全衛生委員会でテーマ・議題を決める上で参考にしたい5つのサイトまとめ

産業医の重要な業務として、安全衛生委員会への出席があります。本来は、社員の方々からテーマ・議題が上がるのが望ましいですが、毎月のこととなると、なかなかそうもいかず、「先生、なにかないですか?」と言われることも多いです。また、委員会を運営する...
医師転職の基本

医師は「何歳まで働くべきか」という問題に答えはないという話

最近、企業では一応60歳で退職ですが、「雇用延長で65歳まで」というところも多いようですね。 一方で医師ですと、病院などでの勤務医も一応のところ「60歳定年」というところが多いようですが、実際のところその後も勤務されていたりしますね...
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