医師採用面接・マッチング試験で、質疑応答の内容も重要ではあると思いますが、それ以前に、自分の印象を左右するものがあります。
ただでさえ、緊張や不安を感じる面接の場では、いくつものチェックポイントを覚えておくのは難しいと思います。そこで、「この3つだけは忘れないように」と思っていただき、心に留めていただければと存じます。
今回は、そんな「医師採用面接・マッチング試験で印象を上げる3つの重要ポイント」について書いてみたいと思います。
1) 挨拶をきちんと忘れずに
まずは基本となる挨拶です。社会人としてのマナー・常識が問われる面接の場で、挨拶できるかどうかは非常に多きなポイントです。しっかりとはっきりと相手に伝わる声で挨拶しましょう。
たまに、ボソボソと聞こえないような声で挨拶される方もいらっしゃいますが、それでは意味がありません。意識するように、ハッキリとした声で挨拶を行いましょう。
2) 時間は厳守!遅刻はNG
面接試験での遅刻は、非常に大きなマイナスポイントです。できるだけ早めに試験会場に着くように、事前準備をしましょう。
交通手段、おおよその到達時刻など、あらかじめ把握しておくことは非常に重要です。最低でも、15分前には会場に到着できるよう、余裕をもって家を出ましょう。
寝坊は持っての外ですが、どうしても交通機関のトラブルで遅れそうな時には、早めの連絡も肝心です。
3) ハキハキとした受け答えを心がける
緊張していると、声が小さくなりがちです。ボソボソと何を言っているのか分からないような話し方ですと、マイナスの印象を抱かれがちです。
挨拶や、「大学・学部学科・氏名」を言う場面、入室時や退室時の「失礼します」など、しっかりと声を出すように心がけ、受け答えもハキハキと簡潔・明瞭にできるようにしましょう。
以上です。
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