私も以前に入職した企業では、産業医が次々に辞めていく職場でした。もちろん前任者は既に退職しており、引き継ぎもたった数行のメモのみ。こうした引き継ぎ不足があると、やはりストレスとなります。
また、担当している社員さんの面談をしてみると、引き継ぎメモと全く異なる事情が判明したり、自分のミスでもないのに関係各所に謝罪しなければならないなど、「地雷」が隠されていることがあります。
私が臨床医時代にも、退職した先輩医師の患者さんを引き継ぎましたが、やはりいくつも「地雷」が隠されていたり、治療方針が不明確など、特に外来で苦労した覚えがあります。
特に退職者が続出するような現場では、このようなことが繰り返され、ますます残された医師に負担がかかり、その医師も転職を考える…ということが起こり得るのではないでしょうか。
やはり、退職者が多い職場には、理由があると思います。引き継ぎに関わる問題はその一端であり、さらに人間関係、特に上司・部下の関係悪化が加わりますと、ますます「転職しよう」と思う医師が出てくる可能性があります。
もしお心当たりがあり、「次は、退職者が続々と出るような職場は避けて転職したい」ということでしたら、「
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