東洋経済オンライン「元偏差値35の東大生が教える残念な勉強法」に、勉強する=試験でいい点をとるということではない、という内容の記事が掲載されていました。
漫然と勉強していても、それは決して試験でいい点数がとれるという意味ではなく、インプットした後に、きちんとアウトプットできるかどうか、という点が重要である、という内容でした。
「白紙に再現できなければ知らないのと同じ」という一文が、まさにその通りであるな、と思わされたわけですが、要はインプットした内容をきちんと理解・説明できるかどうかというのがテスト勉強の肝なわけですね。
もちろん、「そんなこと当たり前じゃないか」と思われそうですが、実は労働衛生コンサルタント試験の口述試験では、その「当たり前」ができてないという方が失敗しています。
実際、知人が落ちたのはそのパターンで、「なんとなく、漠然とした知識は持ってるけども、しっかりと説明できない」ということで落とされていました(知識量が足りていないという点もありましたが)。
勉強したら、「きちんと一から説明できるかどうか」ということを確認しましょう。私も実際、入浴中や寝る間際に「説明する練習」をぶつぶつとしていました。そういう「説明する」練習を続けたことで、合格できたのだと思います。あまりそうしたアウトプットを練習していない人がいらっしゃいましたら、ぜひやってみてくださいね。
ちなみに、こうした合格に必要なテクニックついて書いた、『産業医のための労働衛生コンサルタント口述試験対策マニュアル: 一発合格するための秘訣』を電子書籍で出版しております。
産業医のための労働衛生コンサルタント口述試験対策マニュアル: 一発合格するための秘訣
また、口述試験でよく問われる必須の41問を掲載した問題集『まずはこれだけ!労働衛生コンサルタント口述試験対策問題集: 必須の41問』も出版しています。
まずはこれだけ!労働衛生コンサルタント口述試験対策問題集: 必須の41問
よろしければ、ぜひお買い求めいただければと思います。