開業するにあたり、勤務医とは異なってやはり税務上の処理も対応する必要があります。そこで、税理士を雇うということになりますが、その報酬はいかほどに設定するか、ということが問題となってきます。
もちろん、これは税理士の言い値になる可能性が高いですが、それでも「それはちょっと高すぎやしないか?」と思ったりされる先生方も多いようです。そこで今回は、どの程度の報酬が相場なのか調べてみました。
税理士が運営するサイト「開業ドクターのためのメディカル経営塾」によりますと、訪問回数やサービス内容(従業員の給与計算、社会保険、雇用保険、労働保険関係の手続・申告など)によって、3万~7万円の幅があります。なお、こちらは確定申告の決算料については別途必要で、25~35万円必要とのことです。
また、「税理士ドットコム」によると、毎月訪問で年間売り上げ「1000万円以上3000万円未満 3万円~」「3000万円以上5000万円以下 3万5000円~」「5000万円以上1億円未満 4万円~」「1億円以上5億円未満 6万円~」となっています。また、決算料についても、月額顧問料の4~6ヶ月分というところが多いようです。
よって、「月3~7万」というのが妥当なところではないでしょうか。従業員の給料計算や社会保険などの手続き代行などを依頼するとさらに高くなり、10万円超えという可能性はありますが、ベースとなる部分は「月3~7万円」とお考えいただければよろしいのではないでしょうか。
なお、税理士探しの強い味方として、
・税理士ドットコム
などがあります。
ご参考にしてみてはいかがでしょうか。