医師転職の基本

「臨床医が向いていない」と早めに気づいた医師にとって大事な3つの生存戦略

私は初期研修の段階で「勤務医が向いていないな」と思っていました。それは、当直や救急対応、病院内の複雑な人間関係の中で上手く立ち回れないことなどから「勤務医が向いていない」と結論付けていたわけです。 そうした思いのまま後期研修に突入し、「早め...
産業医になるには

常勤産業医が「嘱託契約を更新しない=クビ」にされる3つの原因

常勤産業医と言いますと、臨床医と同様の正規雇用、つまりは簡単にはクビを切れないと思われていらっしゃる方も多いですが、実際のところほとんどの常勤産業医が嘱託契約、つまりは1年ごとの契約更新制となっています。 そのため、「来期は契約更新しません...
産業医のメリット・デメリット

産業医として思う「管理職になれない」医師のメリットとデメリットとは

民間病院の医長・部長/科長といった役職がついた医師を「管理職」とすると、私が臨床医を続けていたとしますと、恐らくそうした管理職にはなれなかったのではないかな、と思います。 きっと病院を転々とした末、さらには確実に「もう常勤の医師はいいや」と...
労働衛生コンサルタント試験対策

「産業医を続ける」ならば労働衛生コンサルタント資格を取得しておいた方がいいと思う3つの理由

毎年この時期になりますと、労働衛生コンサルタントの口述試験が実施されています。受験予定のある方は、勉強も大詰めの時期なのではないでしょうか。 産業医になりますと、この「労働衛生コンサルタント」の資格のことをよく耳にするわけですが、そもそも取...
医師転職の基本

「大学医局に残れる」「同じ病院に長く勤務できる」のは一種の才能だと思う理由

年賀状や年末年始のLINEで、久しぶりに同期の動向が分かる時期ですね。未だに「大学医局に残っている」「後期研修以来、同じ病院に勤務している」ということが分かると、転職を3回繰り返している私からすると「凄いなぁ」と本心から思います。 同じコミ...
産業医になるには

臨床医が「産業医って難しい…」とつまずきやすいポイント

産業医の仕事と言いますと、面談(復職可否判定、長時間勤務者面談、高ストレス者面談)、安全衛生委員会への出席、職場巡視などがあり、これらを「ある程度こなせる」レベルになるにはさほど時間はかからないと思います。 しかしながら、そこから先に満足の...
医師転職の基本

「何歳まで当直があるのか」はやはり勤務医にとって重大な関心事【医師の転職】

「50歳から当直は免除になる」といった病院や、「60歳を過ぎても、若手医師に比べて頻度は少なくなっても当直がある」病院など、やはりそれぞれの施設ごとに方針は異なります。 若手医師からすれば、「すべて若手に押し付ける気かよ。少しは手伝ってくれ...
産業医マニュアル

社員から「信用できない」「相談してもムダ」と思われてしまう産業医の3つの特徴

産業医の重要な業務として、社員さんとの面談があります。具体的には、休職していた社員さんの復職可否を判定する面談、復職後のフォローアップを目的とした面談、長時間勤務者の面談、ストレスチェックで高ストレスと判断された方の面談などがあります。 こ...
医師転職の基本

「やる気なし」研修医が安定した医師人生を送る上での生存戦略

私は初期研修医の頃から「今日は定時で帰れるかな」といったことばかり考えておりましたし、同期がこぞって当直に入る中、「文句を言われない、最低限の回数だけ」していたという状態でした。 とにかく「勤務医」であることがイヤで、「専門医資格を取得して...
産業医になるには

「専攻医を辞めようか、どうしようか…」と悩んでいる時に認定産業医の資格を取得しておくことのススメ

私が後期研修医を「辞めようか、どうしようか…」と思っていた時、当然のことながらとても悩みました。当然ながら将来を左右する選択ですので、「どうしたものか」と逡巡し続けていました。 しかしながら、「悩んでいる」状態というのはグルグルと回り続けて...