その他

電通の過労死問題は、労働時間上限の変更で解決されるものではない

広告代理店・電通の新入社員 高橋まつりさんが過労の末、自殺してしまった問題について、石井直社長が社員に送ったメッセージの中で、「月間労働時間の上限を5時間引き下げる」と書かれたそうです。具体的には、「最長で法定外月間50時間」(所定外月間7...
医師転職の基本

「一人医長、そりゃ無理でしょ」というのが常勤化する異常

部下・同僚もなく、科を一人だけで担う勤務医のことを「一人医長」と言ったりしますが、非常勤先の緩和ケア科の一人医長が辞めたと聞きました。そもそも、無理な話ですよね。入院患者をコンスタントに持たない科ならば可能と思いますが、一人だけで多くのケア...
産業医マニュアル

産業医は海外赴任者のメンタルヘルス疾患とどう向き合えばいいか

産業医をやっておりますと、海外赴任者でメンタルヘルス疾患を発症され、途中でやむなく帰国するという社員の対応を求められることもあります。異なる社会に身をおくこと・対応することの難しさ、他国の社員とのすれ違いなどもあり、慢性的なストレスに晒され...
医師バイト情報

医師のスポットバイトをやってみて感じたやるべきバイト、避けるべきバイト

以前勤めていた病院を退職し、しばらくはスポットバイトを続けていた時期がありました。常勤で勤める可能性もあったため、非常勤での固定バイトは避け、1回かぎりのスポットバイトを続けていたわけです。やっていたのは、健診の問診バイト、予防接種の問診バ...
産業医になるには

中規模企業と大企業の産業医になってみて感じたそれぞれの4つの違い

産業医に初めてなった際には、社員数1,500人規模の会社でした。そこで統括産業医のイロハを覚えていったわけですが、やはり講習・研修での付け焼刃ではそう上手くはいきませんでした。そこで3年近く過ごし、今度はいわゆる全国的に知名度のある大企業に...
医師転職の基本

ドロッポ医脱却のための3つのステップ

常勤勤務医からドロッポ医師になり、非常勤バイトで食いつないでいく生活になると、もはやそれ以外の選択肢などについて考えたくなくなります。私も常勤内科医を辞めて産業医になるまでの3ヶ月ほど、「半ドロッポ医師」生活を送っておりましたが、快適そのも...
医師転職の基本

医師偏在は強制性をともなう施策で改善すべきか?

宮崎日日新聞に諸塚村の地域医療を支える諸塚診療所の黒木重三郎先生のお話が掲載されておりました。御歳86歳の先生を含めた常勤医2人、宮崎大や村外病院からの非常勤医、救急や入院患者の受け入れ体制をなんとか維持されているとのこと。黒木先生は、「地...
医師転職の基本

医師が「年収2千万円」を目指す方法-人材紹介会社の求人でよくある4パターン

「リクルートドクターズキャリア」や「エムスリーキャリア」などの人材紹介会社では、「年収2千万円以上」のハイクラス求人もあったりします。果たして、その年収を出して医師を募集する施設はどんなところか、ということですが、その求人を詳しく見てみると...
医師転職の基本

本当にその労働条件での転職は大丈夫?-「前の病院と同じ」と安易に決めるのは危険です

転職する上で、労働条件というのは入職先選びでとても大事なポイントとなります。中でも労働条件としては、・勤務時間・労働日数・当直回数・給与の4点が重要となります。これらを提示する上で、前の職場との比較でお考えになる先生が多いのではないでしょう...
医師転職の基本

勤務医の定年後の働き方-常勤・非常勤を選ぶそれぞれの理由

勤務医の先生方も60歳、もしくは65歳で定年を迎えます。その後の身の振りですが、「そのまま引退」という先生は比較的少なく、「元気なうちは、できれば働き続けたい」とお考えです。多くの方は、「病院で非常勤医師として勤務したい」ということのようで...