転職をせずに今の職場で「耐える・我慢する」ことの意味【医師転職】

業務内容や量、人間関係などストレスを全く感じないという人はあまりいないでしょう。少なからず、何らかのストレスを「耐える・我慢する」ということを繰り返して仕事をみんな続けていると思われます。

私は後期研修をドロップアウトしたわけですが、当時の私は、「専門医資格を取得するまでの我慢だ」と思っていました。このように、なんらかの目的や目標がある場合は、「それを達成するまでこらえよう」と思うのではないでしょうか。

あるいは人間関係の問題であれば、「あのイヤな上司が異動するまで…」「あのイヤな先輩医師が開業するまで…」など、ある程度の期間を我慢すれば解放されるといったことが分かっていれば、そこまで我慢することができる可能性もあります。

ですが、あまりのストレスに晒されていますと、心身の不調をきたす可能性があるわけです。私の場合は、不眠症状がひどくなり、そこから心身のバランスを崩していって後期研修をドロップアウトしてしまいました。

ストレスの「このぐらいなら耐えられる」という度合いは、耐性も人それぞれですし、一概には言えませんが、「心身の不調を感じてまで働き続ける」というのはやはり望ましくないと思われます。

医療的なサポート、上司や病院側との話し合いなどを経ても(話し合いすらろくに応じない上司も中にはいますが…)改善しないようであれば、それはやはり転職を検討すべきなのではないでしょうか。その場合は、「耐える・我慢する」ことは続けるべきではないと思います。

もし現在、心身の不調を抱えながら勤務を続けておられるということでしたら、まずはリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントに相談をしてみてはいかがでしょうか。

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