産業医として企業に転職する場合、その企業が「どんなことをしている会社か」というのは大事です。というのも、興味のある業種ですと、社員が「どんな仕事をしているのか」ということが自然と頭に入ってきやすいというメリットがあるからだと思います。
私は以前、自動車関連の製造メーカーに産業医として入職しましたが、元々あまり自動車に興味がなく、社員がどんな仕事をしているのか、なかなか理解することに苦慮しました。
一方、その後に転職した際、不動産や金融など、元々興味のある分野の企業になった場合、社員の仕事について理解はかなり早かったと思います。この点、かなり仕事しやすくなりました。
以前、「化粧品に興味があるから、化粧品メーカーに入職した」という産業医もいました。これも正しい選択なのではないかな、と思います。仕事に対する理解だけではなく、「企業を応援したい」という気持ちも高まり、モチベーションを保つ一助にもなるのではないでしょうか。
もし産業医として転職を希望されていて、職種での希望などがございましたら、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社の転職エージェントにまずご相談してみてはいかがでしょうか。